貧困の連鎖を断ち切るためには、
路上で働く子供達
施設に入る子ども達を
少しでも減らすためには
どうすればいいか。
そう考えながら23年間、
活動を実施していきました。
子ども達が教育を受けるためには、
親に安定した仕事が必要です。
しかし、シングルマザーや多くの子どもを持ちながら
働くのは容易ではありません。
ハサミノチカラのように
手に職を付ける事が必要です。
癒しのチカラは貧困層の青少年、
女性たちがマッサージの技術を
習得する事によって社会での自立を目指すため
2015年にスタートしました。
オロンガポスタジオとマニラスタジオで
各3ヶ月間、定員20名の
ベーシックマッサージクラスを開催する他、
ベーシククラス卒業生を
対象とした日本人講師による
2ヶ月間のアドバンスクラスを実施しています。
仕事や日常で疲れた人たちの
身体を癒すセラピスト。
セラピストの仕事は
単に身体をほぐすだけではなく、
明日への活力を生み出す源。
本当に疲れて、
明日は仕事に行けるだろうか。
そんな時に心も身体も
リフレッシュさせてくれるセラピストに出会えれば、
明日へのやる気がでます。
しっかりとした技術を身につけることは、
お客様を癒すだけではなく、
その家族を支えることに貢献すること。
その癒しのチカラが広がっていくことで
経済成長著しいフィリピンの社会を
支えているのだと、
そんな誇りを持って欲しいと
卒業式では生徒たちに伝えています。
トレーニング終了後、
講師の紹介等によるマッサージSPAで
勤務している卒業生やフリーのセラピストとして
活躍している卒業生がいます。
今後、できる限り多くの卒業生が就労出来るよう、
独自の仕組みを構築する事を
目指しています。
日本経済新聞に掲載された
ハサミノチカラの記事がきっかけで
株式会社リジョブから連絡を頂きました。
リジョブは美容業界に特化した求人会社。
日本が誇る技術とサービスを世界中に広め、
心の豊かさ溢れる社会をつくる
というビジョンを持ち、
アクションが実施する
チカラプロジェクトへの強い共感から、
セラピストの育成を目的とした
癒しのチカラがスタートしました。
癒しのチカラをスタートするにあたり、
リジョブはCSV推進室を開設。
咲くらプロジェクト
という名前のもと、
リジョブのクライアント
そして登録者の方々を
巻き込みながら活動を実施しています。
癒しのチカラでは
施設の子どもたちが
マッサージの技術を習得する他、
貧困層の方々にも
トレーニングに参加して頂いています。
下記の政府機関、自治体と提携し、
政府から貧困層向けの給付金を
受けている方たちを中心に
オリエンテーションを実施。
多くの方に参加して頂いています。
社会福祉開発省マニラ首都圏事務所
・ケソン市社会福祉開発局
・オロンガポ市福祉開発局
*それぞれ事業提携書に調印し
政府機関と連携のもと事業を実施しています
Rudy Espirit
癒しのチカラ・オロンガポ担当
(保健省セラピスト資格保持者)
Roy Apostol
癒しのチカラ・マニラ担当
(保健省セラピスト資格保持者)
(癒しのチカラ全体及びマニラスタジオへの協賛)